バトルグラウンド 「狂暴なサウロリスク」参入編

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コロナの影響で就活がゆったりペースになった。

サカキです。

どうせ不定期なのでサクッと書きます。

「狂暴なサウロリスク」到来してからのレート推移は9800→8600→10200です。

 

環境雑感

「狂暴なサウロリスク」到来前、複数のカードが削除されドラゴンたちがやってきました。彼らの登場によって一番大きく変化したのは☆2帯です。☆2帯からは「シールド・ミニロボ」「騎乗用ラプター」といった最低限の戦力を持ち得る汎用ミニオンが削られ、「不安定なグール」「ワックスライダー・トグワグル」といった扱いづらいミニオンが増えました。結果として最序盤における構築格差が大きく広がり、後半捲れないほどのダメージを追ってそのまま退場するケースがちらほらみられるように・・・

 

この状況を救ったのが「狂暴なサウロリスク」です。種族がひとつ増えシナジー構築難度が上がった中、コイツは相棒である種族を選ばず成長します。実質「融合体」です。誰もが取れる無難なミニオンが追加された事で序盤格差はかなりマシになりました。低コスト帯に留まることで「狂暴なサウロリスク」を成長させ続ける戦略が生まれたのも面白いです。しかし、こいつはあくまで「融合体」です。キュレーターを選択した時、「融合体」への2/2バフに注力していたらそのほかのミニオンがスッカスカで負けた・・・といった経験はありませんか?同じように「狂暴なサウロリスク」に頼ってばかりでは早々に限界を迎えてしまうので別の攻撃軸を探す必要があります。断末魔の入れ替えは雄叫びの入れ替えと違い他のミニオンが育ちません。特に「狂暴なサウロリスク」が一体しかいない時は成長しているとはいえ1/1バフです。「花形選手」が最終構成に入りにくいように、何処まで「狂暴なサウロリスク」に頼るか、何処で見切りを付けられるかが現環境で最上位を取る鍵となっていると言えるでしょう。

 

種族評価

 

マーロック

現実的な範囲で最強の構成です。鯖鯖に対しても断末魔・疾風付与によって勝ちやすくなります。以前は中盤に不安定さを抱えた博打種族でしたが、「フェルフィンのナビ」の参入によってグッと組みやすくなりました。ただ、トリプルを大量に抱える性質上構成被りが発生した場合に出力を上げられない点だけは注意したいです。

参入を決めるポイント

  • ☆2帯においてマーロックで盤面を埋められている時(「マーロックの戦隊長」が最低でも1匹いないと序盤でダメージ食らい過ぎて捲れなくなる)
  • ☆4でトリプルしてブランを拾えた時
  • 顔がフラァグル

・理想的な成長推移

☆4帯にあげても目ぼしいマーロックは追加されないので☆3帯でバフし続けてトリプルが組めた段階でレベル上げをします。重要なのは☆4帯でトリプルが発生した時。レベル上げして「温厚なメガザウルス」を拾いに行くのは必ずしも良い手とは言えません。ここで「温厚なメガザウルス」の獲得に失敗して涙をのんだ人は多いでしょう。「温厚なメガザウルス」を取れたとしても、「ブラン・ブロンズビアード」が無ければ望む変身を果たせないかもしれません。決着を急いてレベル上げをするのではなく、時には立ち止まって「ブラン・ブロンズビアード」「キング・バガァグル」「原始フィンの見張り番」を探しに行きましょう。

 

ドラゴン

どれだけ「魔力のアスペクト・カレクゴス」に早くアクセスできるかの勝負。序盤からドラゴンに寄せる意味は特にないです。

参入を決めるポイント

  • 自然とドラゴンが集まってきた状態で「放縦のレイザーゴア」を引けた時 ※「放縦のレイザーゴア」を引けたのでドラゴンに寄せるのは強くないです
  • 「魔力のアスペクト・カレクゴス」を引けたとき

・理想的な成長推移

最初のパターンはあまり遭遇しないので「魔力のアスペクト・カレクゴス」の使い方について解説します。適当にドラゴンを買い集めて雄叫びミニオンリクルートし続ける。以上です。バフの対象とするドラゴンはそこまでこだわらなくてもいいですが、聖なる盾を持っている「ブロンズの番兵」は中途半端にバフされているドラゴンと入れ替えてでも成長させたいです。基本的に6枠ドラゴン染めして残り1枠を入れ替え続けるので「赤のナディーナ」を投入するタイミングについては少し頭を使う必要があります。取れたので即設置をしてしまうとバフ効率が下がり長期的に見て敗北につながる可能性があるのです。かといって出し惜しみしたせいで負けるのもアホらしいのでライバルの成長具合を見ながら適宜投入するセンスが問われます。

 

 

メカ(聖なる盾構成)

バトグラで勝ちたい皆さん、まずはこの構成を組めるようにしましょう。序盤で方向性が決まりきらなかった場合、大抵のゲームは☆4帯で聖なる盾を集め、トリプルのタイミングでレベル上げからの「鯖きの聖者」を探すことになります。聖なる盾構成は「鯖きの聖者」を2匹拾えればトップを狙うことが出来ますし、そうでなくとも上位に滑り込みやすい最安定択です。困ったら聖なる盾を拾いましょう。拾いたての「鯖きの聖者」は火力不足なので、トリプル前の余裕ある時に「毒々フィン」の雇用を視野に入れておくといいです。

参入を決めるポイント

  • ☆3帯で「ハジキロボ」含むメカミニオンが十分に集まった時。
  • ☆4帯で方向性が定まらず困った時

・理想的な成長経緯

シンプルな流れは上で説明した☆4帯で聖なる盾を集め、トリプルのタイミングでレベル上げがセオリー。事前に☆5帯へとステップアップしてもうま味はそこまでないです。☆4帯の中で取るべきミニオンの優先度というのがあるにはあるのですが、それを親切丁寧に提示してしまうと自分の考えではなくマニュアル通りの動きしかできない人間が生まれてしまうので秘密にしておきます。(たまに各体面ごとのマリガンが先手後手セットキープまでぜーんぶ書かれているブログ記事あるじゃないですか。記事に罪は無いんですけれども”なぜキープするのか”をすっ飛ばしてとりあえず記事の通りにマリガンしようとする人が出てくるのは問題だなって思うわけですよ。伝わる?)個別でスクショ送るなり通話で聞くなりされたら理由含めてアドバイスします。トリプル待ちをする上で大切なのはカードには旬があるということです。「ハジキロボ」と相性のいい「刈入れゴーレム」をキープしてたら揃う前にひき殺された・・・なんて経験はありませんか?「刈入れゴーレム」や「ブーマーロボ」のような最終構成に入れるには力不足となるカードたちはいくらトリプル待ちをしろと言われてもどこかで見切りをつける必要があります。また、「メタルトゥース・リーパー」のようなバフも弱いわけではないのですが、トリプル達成を先延ばしてまで凍結するべきミニオンであるかはよく考える必要があります。☆5,6ミニオンの入っていない聖なる盾構成は頑張っても4位どまりです。目の前のカードシナジーは本当に今必要なのか考えながら雇用しましょう。

 

獣(断末魔構成)

ドラゴンもマーロックも「バロン・リーヴェンデア」+「巨狼ゴルドリン」+「洞窟ヒドラ」を上回るサイズを用意できてしまうのがしんどいです。ただでさえしんどいのに「ザップ・スライウィック」の存在が1位を拒否してきます。ただ、中盤で骨組みが完成した場合、与えるダメージ量は大きくなりやすい事、聖なる盾構成に対して「バロン・リーヴェンデア」+「ガストコイラー」による手数で押し切れる事などはいい点なので1位は厳しくとも上位を狙う分には悪くない種族です。

参入を決めるポイント

  • 「ネズミ軍団」がいい感じに育った
  • ☆4でトリプルしたときに目ぼしいものが「巨狼ゴルドリン」しかなかった
  • 「母熊」が拾えた
  • 「バロン・リーヴェンデア」が取れて、成り行きで獣になっていった

・理想的な成長経緯

一度☆4でトリプルを決め、主要パーツを取り込んだ後さっさと☆5にあげる。これに尽きます。獣はバフが弱い種族なのでトリプルによる戦力強化を図る必要があります。主要戦力の集中している☆5への到達はマストです。到達した後は2/2バフではいずれ追い抜かれてしまうのでひたすらキーパーツを探し集めましょう。注意点としては「母熊」によるトークンコンボはドラゴン・マーロックが成熟する後半において力不足なのでタイミングを見計らって入れ替えを検討しましょう。

 

悪魔

マシンガン型も大型悪魔もドラゴンど・マーロックがしんどいのでわざわざ狙うことは無い種族。「憤怒の織屋」の相棒として「浮遊する番人」以外に「狂暴なサウロリスク」が現れたのは少しだけプラス。かみ合った時の打点は序盤最高値となるので4位には滑り込みやすいです。

参入を決めるポイント

  • ☆1,2帯で織屋を2枚確保した
  • ☆3帯で「ソウル・ジャグラー」が機能する盤面を築けた

・理想的な成長経緯

基本的に決め打ちするしかない種族です。トリプルの達成に加えて「浮遊する番人」や「ヴォイドロード」へとアクセスできることを祈りましょう。1位を取るためには出力不足に陥りやすい種族ですので、鯖をタッチするなどの工夫が必要です。

 

混成

「光牙の執行者」はドラゴン・マーロックのバフ量に追いつけないので弱いです。トリプルに出来れば話は変わりますが、2体設置してトリプル待ちしている状態が死ぬほど弱いミニオンなので数ターンの繋ぎとして使った後は捨てましょう。枠を圧迫しない分「ブラン・ブロンズビアード」にはまだ目がありますが、こいつが取れた場合はマーロックへと移行する場合が多いです。

 

 

ドガ

近頃目にする機会が増えた気がします。作り方を一度見ておくと数十試合に一回くらい救われるかもしれません。

 

 

ヒーロー評価

 

ケルサス・サンストライダ

安定するネズミの王。5金・7金時点で効果の発動が確定している点が偉いです。エドゥインとほぼ同等の力を持っているのですが、序盤に不安が残る人やハイスコア目指すよりも負けたくない安定志向の人はケルサスをお勧めします。 

 

ダンシン・ダリル

5金でトークンを取れた時、売却購入購入以外にも購入売却購入売却売却売却購入凍結できることを覚えておくとちょっと勝ちパターンが増えます。

 

ピラマッド

個人的に熱いヒーロー。「マイクロマシーン」の成長だけでは攻撃軸としてパンチが足りていなかったので、「狂暴なサウロリスク」のような成長枠が増えたことはかなりの追い風です。まあ一番強いのは「マーロックのタイドコーラー」軸なのですが。

 

アレクストラーザ

Q.アレクストラーザを取った時は事前にドラゴン寄せしたほうが良いですか?

A.ドラゴンに寄せる、というよりは☆5到達時にトリプルを作れるように意識しましょう。ただヒーローパワーでまあまあ強いドラゴン取るだけでは普通に負けます。「秘紋の守護者」でも「時のスチュワード」でもいいので2ペア揃えた状態で☆5を迎えられるように立ち回りましょう。いろいろと失敗した場合はドラゴンに拘らず「マルガニス」やら「アイアンハイド・ダイアホーン」などをマリガンから拾ってごまかしてください。

 

ミルハウス・マナストーム

☆3帯まで強力なヒーロー。「魔力のアスペクト・カレクゴス」や「花形選手」といった緩い条件でバフ出来るミニオンとの相性が良いです。低コスト帯から拾える「狂暴なサウロリスク」との相性は最高と言えます。試したことないですけれどもレベル上げしないで「狂暴なサウロリスク」を成長させ続ければ4位には入り込めるかもしれません。序盤の動きはシンプルでトークンが取れたら2ターン目にレベル上げ、取れなかったら3ターン目にレベル上げするだけです。後はマリガンを控えて盤面を埋め続けることを意識しましょう。☆4帯に入ると烏合の衆が淘汰され始めます。この時点で支柱となるミニオンを拾えているもしくはトリプルの算段が付いていると楽ですが、どうにもまとまりが悪い場合は強いミニオンを拾えることを祈りながらレベル上げしましょう。

 

 

その他

・6金時にトリプルが作れる場合、7金でレベルアップからのトリプルを狙うべきか否か

一般的に☆3ミニオンよりも☆4ミニオンの方が強いのでレベル上げをしたうえで取りたいです。ですが、☆4ミニオンには取れたからと言って戦況が劇的に変わるミニオンが入っていないです。「サバンナ・ハイメイン」などは単純な戦闘力の高さから数ターンの安心を与えてくれますが、最終構成にはほとんど入りません。また、現在のバトルグラウンドにおいて☆3帯は高速で過ぎ去っていきます。9金での動きはレベル上げマリガン売却購入となることが殆どなので、数ターン早く☆4ミニオンにアクセスしたところで大きく優位を築けるわけではないのです。☆4ミニオンを拾えるに越したことは無いのですが、それよりも問題となるのは6金時に拾うミニオンが弱すぎることです。8金までに拾うミニオンというのは入れ替えのタイミングが無いことが殆どなので長い付き合いとなります。6金のタイミングでトリプルを遅らせたいがために他の3択から弱いミニオンを拾うくらいであればその場でトリプルしてしまった方がマシです。まとめると、7金までトリプルを待てるのが理想だが☆4ミニオンを拾うよりも弱いミニオンを取らないことが大事。よって他の択が妥協案として成立し得る強さを持っている場合はトリプルを遅らせる。そうでなければもったいないけどトリプルするべきといったところです。ちなみにいくつかの例外もあります。「憤怒の織屋」が取れている場合は弱いミニオンを取ってでも「浮遊する番人」へのアクセスを狙います。マーロックだらの盤面でしたら7金時でさえレベル上げる前にトリプルするべきか考えます。

 

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