Hearthstoneの大会に出てきた話 前編

個人戦出るのなんて去年のエリア関東じゃん・・・

 

お久しぶりです、サカキです。

無料で100万円が手に入るチャンスと聞いてWESGに参加してきました。

今回は大会の反省です。

 

<調整経緯>

何したらいいのかわからねぇ・・・

6月ぐらいから毎月コツコツレジェンドにはなってたけどBO5という形式は初めて。

同じ形式で開かれるEUレイオフが大会2週間前にあるらしいしそこでデッキリストが公開されるまでは適当に好きなデッキ使っていればいいか!(笑)

みたいな感じで12月いっぱいは以前から使ってた好きなデッキ(コントロールメイジとビックプリースト)で遊んでました。

 

後にこの選択が大失敗であることに気づかされます。

 

気づいたら迎えていた1月。とりあえず世界最高レベルと称されるEUレイオフデッキリストを見てみるのですが・・・

 

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※最後のリストはEUじゃなくてNAでした

 

わからない。

 

何を考えてるのかわからない。

 

 

正確に言うと何もかもがわからないわけじゃないんです。

2年近くHearthstoneで遊んでるしアグロ構成、コントロール構成、アンチコントロール構成、とにかくデッキパワー高い構成、みたいな戦略があることは知っているんです。この構成はアグロに強く出れるようにしてるんだな、みたいな感覚はあるんです。

 

でも細かいカード配分が何を意図してるのかがわからない。アグロに強そうなのはわかるけど横に広げる奇数パラディンを多いと読んでいるのか縦にデカい偶数パラディンが多いと読んでいるのかわからない。ブリザードを減らしている理由も、何処を見てガイストを採用しているのかもわからない。そもそもこの4ヒーローはなぜ選ばれたのかわからない。なんでコントロールメイジ、コントロールプリースト、奇数ウォリアーときてアグロメタではない秘策ハンターがくるのかわからない。

 

周りにやさしく解説してくれる人間はいないので、相手の意図のわからないパズルを自力で解き明かす必要がありました。

 

 

EUのリストを見たときに思ったこと~

・とりあえず使用経験のあるコントロールメイジかビックプリーストは使いたい。

・ビックプリーストとコントロールメイジが共存しているリストは無し。適当にリスト丸パクリしたかったけどそうはいかなくなった。

・ハンターめっちゃ多い。デッキパワーの高さは間違いなく環境トップ。ハンターに絶対に勝てるデッキ4つ持ち込むのは無理そう。

・そこまでHS人口の多くない日本人限定大会は試合を早期決着させることでプレイミスを減らせるアグロ構成が多そう。EUで多いシャーマン、パラディン、ローグ、ハンターの構成に勝ち越せるようにしたい。

・変なシャーマンいて草

 

 

この辺の考えをまとめてアグロに強く出れるデッキを4つ持ち込むことに。コントロールメイジ、コントロールプリースト、奇数ウォリアーまでを確定させて残り1ヒーローをしばらく考えてました。まず初めに試したのは装甲たくさん積めそうなドルイド。上記3ヒーロー+ドルイドなら回復あるしアグロだけじゃなくてコントロールプリーストもいなせるんじゃね?天才!!と考えてメックトゥーンとマリゴスを調整することに。結果はナーフによるデッキパワー低下が酷くアグロに結構抜かれたので没に。プレイ詰めればもっと勝てたかもしれないけど時間足りなかったので仕方なし。次に試したのはキューブロック。プレイ自体はナーフ前に使ってたから何とかなったけどヴォイドロード踏み倒しに失敗して抜かれる試合が多い。そもそもがアンチコントロールデッキだからね。謎シャーマンは雑魚でした。

AOE、ヒールがあるヒーローでアグロを殺すことをずっと考えてきて最後に辿りいたのは秘策ハンター。「ハンターを3タテできる構成は存在しない。」と自分で仮定してるのにハンターを使わない理由なくないか?ようやくコントロールメイジ、コントロールプリースト、奇数ウォリアーときて秘策ハンターが入っている理由がわかりました。

 

大会1週間前、4ヒーローを確定させたところで別の問題が発生します。

コントロールプリーストで勝てない。

アグロ対面は基本的には盤面裁いて顔詰めるだけだからAOEの切り方を考えれば何とか試合になる。しかし、コントロールミラーになると経験差が直に出て全然勝てない。なぜ12月に使ったことのあるデッキしか回さなかったのか。

ハンターも同様に経験値が足りてなかったけれどもデッキパワーが高かったためラダーで回してたら意外と勝ててしまった。tier1ってすっげー。

せっかく出た大会で納得のいくプレイが全然出来ずに敗退してしまうのもいやだったので使い慣れているビックプリーストを使用することを決定。コントロールプリーストよりもアグロ耐性が落ちるところを何とか構築でカバーしようとします。

また、どうせアグロ構成はウォリアーをbanしてくると思ったので、自分と同じようにハンターbanのコントロール構成に強く出れるように奇数クエストウォリアーへ変更。

 

結果としてコントロールメイジ、ビックプリースト、奇数クエストウォリアー、秘策ハンターという構成に。アグロ構成をメタしつつ同じようなコントロール構成にはビックプリースト、奇数クエストウォリアーの採用によって有利が付くようになりました。

 

<使用デッキ>

秘策ハンター

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構築は数あるオーソドックスな秘策ハンターの中でアグロに効きそうなキャンドルショットが入ってるやつをパクりました。自分自身では何もしていないので特に言うことなし。

 

奇数クエストウォリアー

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大会2日前にアグロ構成がウォリアーをbanしてくることに気づき、これまた適当にアメリカのリストを引っ張ってきただけ。プレイに自信なかったけどクエスト抜きのがもっとプレイが繊細になるのでこっちにしておいて正解だった。

 

ビックプリースト

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目標はアグロに勝ち越すこと。なので普段使いのリストをグリズリー×2、密言2種を採用してなるべくゲームを長引かせられるように変更。秘策ハンターと奇数クエストウォリアーの練習に時間を割いていたので構築を一切試すことなく当日を迎える。

 

コントロールメイジ

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いろんなリストのいいとこどりしていたら1枚指しの多い見た目汚いリストになってしまった・・・これも時間が足りずバロンゲドンとゴルゴンゾーラをろくに試すことなく実戦行き。

 

 

そんなこんなで4デッキ中半分は使用感を確かめることなく本番を迎えることになりました。ここから当日の感想と反省に繋げる予定だったけどテスト近いのでまた後日後編にまとめます。

ほんとはこんな記事書いてないで勉強しないと単位危ういけどTCが終わるまで集中できなかったので・・・

町田で唯一DAY2進出したあんず君は明日頑張ってください。

 

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